【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報1606
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2016年5月21日PM9:45現在)
▼今月の執筆状況▼
「ごめんなさい、あまり変わらず。」
「あいかわらず家族がうちに来て世話してくれています。昨日は木下サーカスを観に行ってました。近々、天満宮を案内する予定です。
……あれ? これってひょっとして、ただの大阪観光じゃね?」
いえ、身の回りの世話をするためだけに実家から出て来てるわけじゃなく観光も目的よーとアピールすることで、必要以上に気を使わせないようにする配慮ですよきっと?
▼今月の近況▼
「というわけで毎日意識して歩いて歩数を稼ぐというのがノルマになったわけですが、こうなって初めて歩数計の付いた携帯を携帯するようになりました。以前は出かける時も充電器にさしっぱなしだったので。」
私は携帯(ガラケー)は外出時には必ず携帯しますが、逆に自宅にいる時には全く使用しないので、たまたま部屋にいない時に着信していた友人からのメールに数日気付いていなかったなんてことが、たまによくありますん。
▼今月のオススメ▼
『終電ちゃん』(藤本正二/講談社)
「東京都市部の各駅の終電に女の子の姿をした妖精のような何かがいて、最終電車の乗客たちを仕切っているという話。
人間模様もろもろのおもしろさもありますが、この商売をしていると縁のない終電というものがこういうものなのだと知れておもしろいです。」
田舎住まいだとどうしても終電の時間が早くなってしまうので、夜遅くなりそうなときは自分の車で出かけるようになってから電車乗る機会ほんと減ったかも。そーいえば今年になって電車乗ったのまだ2回……
■今月の質問■57
●神族のかけらを封印されて生まれてくる人や、魔王や高位魔族のかけらを封印されて生まれてくる人は、完全にランダムで決まるんですか?
それとも、時々神族のかけらを封印された人が何十世代に一人ぐらい生まれてくる、魔王や高位魔族のかけらを封印された人が何十世代に一人ぐらい生まれてくる、みたいな、神族や魔族のかけらを少し引き寄せやすい家系とか、あるんでしょうか?
神坂「あるのかもしれませんが、神や魔の思惑さえ超越した部分での話ですので、法則性などは見つかっていません。
そういう意味では偶然と言い切っていいのかもしれません。」
●『スレイヤーズ本編第1巻』で、精神世界《アストラル・サイド》を利用した魔術の他に、憎悪、恐怖、敵意などといった暗黒の意志の力、光の剣が具現化する人の意志力、などが出て来ますが、これらは、全く別の力、ということでしょうか。強い意志力に基づいた悪意を持った者が、光の剣を手にした場合、どのようなことが起こるのでしょうか。
第6巻『ヴェゼンディの闇』で、ズーマが光の剣を持っていますが、これは、ズーマの意志力が具現化したものでしょうか。それとも、光の剣が、魔力の増幅装置として働いているのでしょうか。?
神坂「あの世界の人々の認識としては、いろんな精神のあり方によって術の性質が変わると思われていますが、実際には精神力と技術をトリガーとした何かの力の発動です。
半魔であるズーマが光の剣を持った場合、効果として多少の差が出るかもしれませんが、それは感情の差ではなく、人間と半魔の精神力量の違いによるものです。」
●ガウリイのお兄さんが、剣士としての資質でガウリイに及ばなかったのは、光の剣を使いこなすキャパシティの大きさとか、精神的な強さから来る剣士としての技量で、すでに小さい時から差が開いていたのでしょうか。あるいは、小さい時はお兄さんの方が強かったけれど、やはりガウリイは天才肌で、成長するにつれて、ガウリイが剣士としての頭角を現して、どんどん関係がこじれていった、とかでしょうか。関係がこじれてしまってから、お互い、和解の機会をなんとか探ろうとしたこととか、なかったのでしょうか。
神坂「ガウリイの兄が及ばなかったのは剣の技術や魔力量ではなく、剣士としての心のありようです。
ぶっちゃけラオウとケンシロウと言えばわかりやすいかもです。」
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※上記の情報は全て神坂一先生本人から直接教えてもらっているものです。
本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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