【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報1609
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2016年8月21日PM9:15現在)
▼今月の執筆状況▼
「特にご報告することはないのですが、定期的に行っていたリハビリが今月いっぱいで卒業なので何か腰を据えてお仕事に取り掛かれればいいと思います。(希望)」
心筋梗塞は治療しても再発の可能性がゼロにはならないらしいので油断はできませんが、ひとまず無事回復したと言えるとは思うので良かったですね。
さて再開お仕事は以前からやっていたアレなのか、それとも……?
▼今月の近況▼
「今年は父の初盆なのでちょっと長めに里帰りをしていたのですが、おかげでアニメの録画がたまりまくりです。さてどうしよう。」
体調の回復とともに視聴本数も増加しているようで良かったですね?(ってゆーか元に戻っただけか)
▼今月のオススメ▼
『怪談のシーハナ聞かせてよ。』
「ひかりTVのエンタメ〜テレでやってる番組で、怪談師さん達が出てきていろんな話をしてくれます。
司会の狩野英孝の脅えっぷりがなかなかステキです。」
怪談系が苦手な私は稲川さんくらいしか知りませんが、怪談を生業にしてる『怪談師』の方ってけっこういらっしゃるんですねー
■今月の質問■60
●スレイヤーズについての質問です。
二代揃って屍肉呪法をかけられてしまったディルス王国国王ですが、二部完結時において、どちらか(あるいは二人とも?)が呪いが解けたという可能性はあるでしょうか?
特に、ウェルズ王は覇王本人から呪いを受けたとかではなければ、あり得そうな気がするのですが…。
それから、二世に呪いをかけた魔族は、直接本編に出ていたり名前が出ていたりするでしょうか?
神坂「先代に呪いをかけたのは覇王です。
屍肉呪法は擬似的に不死と苦痛を永遠に与え続ける呪いなので、その呪いの魔力源として術をかけた当人が健在であることが条件なのですが、覇王は力を失ったとはいえ滅びてはおらず、結果、なんらかの形で呪いは弱体化していますが、それで解けたということはありません。」
●魔族は「滅び」を求める他の生物とは異質な存在で、特に上位魔族に見られる主従関係や様々な制約を見ていると、個性はありつつも何かと機械的(悪く言えば滅びのための生きた道具)なイメージを受けます。そのような彼らには、どの程度人や竜族等と同種の「感情」が存在するのでしょうか。
「怒り」や「愉悦」や「執着」等の感情は小説内容からある程度察せられるのですが、滅びを求める以上「愛」は無いのかと思えますし、「悲しみ」や「敬愛」、あるいは例えば何かを可愛く思う気持ちなどは持ち合わせているのでしょうか。
その辺り、先生の中での線引き等あればお教え願いたいです。
神坂「魔族は世界を滅びに導くために人などの感情を理解しようとしています。
結果、喜びや人の感情に見えるようなものが発生していますが、それが上っ面をなぞっているだけなのか、シンから出ているものなのかは当の魔族たちにもわかっていないと思います。」
●スレイヤーズ世界の、人の姿をとれる中級から高位魔族は、人間社会に潜って活動したり情報収集する場合、タリムとかデイミアみたいな中年のおっさん達の飲み会に参加して幹事とかやらされる場合と、別に恋愛感情ではないけど苦手なタイプではないおねーさんにアプローチして情報収集するのと、どっちの方が楽しんで任務にあたれるんですか?
魔王の五人の腹心の配下ごとに、傾向に違いがあるとか。フィブリゾ配下の魔族は女性にアプローチするのがうまいとか、ガーヴ配下の魔族はモテるけど女心がよく分かってないタイプが多くて、でもおっさん相手の宴会続きだと士気が下がってくる、とか、ゼラスゼロス配下の魔族はオールマイティーとか。
神坂「好みは魔族によってまちまちではありますけど、おっさん同士の飲み会に交じって上司や部下への愚痴を煽り立て『この負の感情なんたる甘露か!』なんてことやってる魔族もいます。
あと奥様方に交じって、舅さんへの負の感情を煽り立てるタイプとかね。」
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※上記の情報は全て神坂一先生本人から直接教えてもらっているものです。
本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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