【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報1705
なにげに今年4月1日で『めが・ぶらんど企画』正式開設25周年迎えちゃってました。 (・ω<)
けど直前まですっかり忘れてて、何か記念企画やる準備もしてなかったので、今回は特に何もありませんにゃ…
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2017年4月22日PM9:10現在)
▼今月の執筆状況▼
「田中芳樹先生の光文社文庫版『アルスラーン戦記12 暗黒神殿』の解説を書きました。5月発売予定~」
最初、担当編集さんから「解説文の依頼が来ている」とだけ話があり、いつものようにお断りしようとしたそうだが(※基本的に解説文や推薦文の依頼は「苦手」という理由で受けていないらしい)、よくよく話を聞いてみるとまさかのアルスラーンで……という経緯があったそうな。
そりゃ、田中芳樹先生は神坂一デビュー時の富士見ファンタジア大賞選考委員の一人であり、その後数年にわたって共に選考委員も務めたこともある大先輩なわけで、断れるわけないわー
ちなみにアルスラーン戦記シリーズって最初の角川文庫版1巻が発売されたのが1986年でした……まさか30年以上経っても完結していないなんて当時の読者は思いもすまい……いちおうカッパノベルス移籍後の新書版が現在15巻まで出ていて次巻16巻で完結予定とのことですが。
もひとつちなみに、TVアニメ版の原作扱いでもある講談社版のコミカライズを『鋼の錬金術師』でおなじみ荒川弘先生に依頼した編集者は、(実際は全く読んだことがなかったのに)荒川先生はアルスラーンのファンだったという噂を聞いて依頼を決めたとゆーエピソードがあるけど……あれ絶対に「荒川先生はファンクラブの会員になって会誌にイラスト投稿するくらいスレイヤーズのファンだった」ってゆー噂(※事実です)のスレイヤーズとアルスラーンを勘違いしてたんだろうなーって ……つまり、めがぶらの存在が荒川版アルスラーン戦記誕生の一因になっていた可能性も
▼今月の近況▼
「散歩途中、梅田阪神で『まるごと猫フェスティバル』に出合いました。
いろんなアーティストさんが猫グッズを売っている期間限定展示でした。
『猫好きの財布の中身は全て滅びよ!』という存在X(エックス)の声が聞こえたのですが、鋼の精神でがんばって被害額は2万円以内に収めました。」
??「どうしてこうなった!?」
▼今月のオススメ▼
京都『清水三年坂美術館』
「先日、妹が来た時に存在を知って行ったわけですが、七宝や彫金の小じんまりとした美術館です。
細工物が好きな人には、ぜひ。
パーツ数300以上のリアル稼働ヘビとかあります。」
驚異のメカニズム!
■今月の質問■68
●契約の石で魔族と契約することはメリットがかなり大きい気がするのですが、デメリットは魔族が倒されるときに一緒に死んでしまうことくらいでしょうか?
神坂「基本的にはそーゆー風に思えますが、実質上は命の一部を魔族に預けるわけで、長期的に見れば精神が侵食されていく可能性を否定はできません。
ただし、魔族相手にそーゆーことをやっちゃおうと考える時点でもう相当にヤバいので、その浸食は目立つことはないでしょう。」
●スレイヤーズ短編に、片眼鏡が出てきますが、これは装飾用でしょうか? 実用でしょうか?
また、普通の眼鏡は出てきませんが、これは、単に近眼キャラが出なかっただけなのか、ガラスの性能的に眼鏡で視力矯正という技術が確立していないのか、どちらでしょうか?
それとも、スレイヤーズ世界では、医療魔術で近眼治るのでしょうか?
神坂「片眼鏡は実用品です。両眼鏡があまり無いのは単純にコストの問題です。
現代のようにレンズを細かく調整して加工するというのもなかなか出来にくいので、コストが高いのに精度は低いものを運用するしかありませんので。
なお残念ながら視力を矯正する回復魔術はありません。」
●スレイヤーズのリナ一行は、「運命だなんだ、そんなのは打ち砕く!」みたいなイメージですが、ゼルに関してはむしろ逆(?)で、リナたちと出会ったその瞬間から、「ザ・苦労人の星の運命(さだめ)のもとの新たな人生が始まった」ような気がします。それともゼルは小さい時から赤法師一味の面々のあいだで育ったようなもんだから、「気苦労が多いのが既定のデフォルト状態」で、もはや自分が「気苦労が多い苦労人キャラ」であるという自覚が、ゼル本人は全くない、自分自身では気づいてなくて、むしろ仲間のリナたちのほうがそのあたりは理解してるかんじですか?
神坂「ゼルは基本的に苦労を意識しないタイプの人間だと思います。
ですからどれだけガウリイに対してツッコミに回っても『やれやれ。』で全て終了しています。」
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★非常に多くいただく神坂一先生への質問★
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※上記の情報は全て神坂一先生本人から直接教えてもらっているものです。
本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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