【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報1809
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2018年8月25日PM10:00現在)
▼今月の執筆状況▼
★『スレイヤーズ16 アテッサの邂逅』……10月20日発売予定(執筆進行度=100%)
「正確に言うとあとがきがまだではありますが、本編はなんとか完成~」
やはり大半の人々がそうであるように、神坂の人も締切近くまで追い込まれてようやく完成にたどり着けるのだ。(間に合って?良かった)
【8月31日追記】
「あと、東京と大阪でサイン会やる予定ですー」
東京でのサイン会の詳細は書泉ブックタワー様のHPをご覧ください。
大阪詳細はまだっぽい?
▼今月の近況▼
「とはいえ原稿遅れてお盆に里帰りできず~
この定時連絡後の明日あたりから数日帰ります~」
出版スケジュールには間に合ってそうでも、本人スケジュール的には居残り状態だった……
▼今月のオススメ▼
『白衣さんとロボ』(柴/竹書房)
「科学。それは人類の希望の光。
こんなロボがわりとマジでほしいです。」
風景の昭和感すき。
■今月の質問■83
●しょうもない質問なのですが、リナは'あの日'のため魔法が段々と使えなくなっていきました。
アニメや小説を読んでいる限り、技術はあまり進歩していないようなのですが、あの日の時に使う物は買っているのでしょうか?
それとも、魔法か何かでカバーしているのでしょうか?
くだらない質問ですみません。もし自分があの世界に行ったら…と思うと、どうしても気になってしまいました。
神坂「人や地方によって違いますが、綿や布を使っていると思います。」
●スレイヤーズ世界では活版印刷が存在しないと過去のBLASTER!で拝見しました。
本は『写本』しか無いのだとすると、かなりの制作費用がかかりそうな気がしますが、あの世界において一般的な本の値段は庶民が手軽に手に入れられる物なのでしょうか。
もし高額なのであれば、蔵書の多い図書館などは現代の感覚で考えるよりも警備が厳重であったりするのですか?
また、すぺしゃる「幻獣の森」でリナが動物図鑑を読んでいた記述がありますが、図鑑の写本と言うのは文字だけの本よりも更に制作費用が跳ね上がり、出版・量産・コスト回収するのも地味に難易度が高い気がします。
作中では愉快な生き物研究家の魔道士エスタリーさんですが、十冊近く継続して本を出版していると言う描写からしてもしかしなくても相当な実力派で権威のある方なのでしょうか。
神坂「確かにスレイヤーズ世界では本は高額です。
写本などは当然、弟子や雇った職人などに作らせているわけですが、生物図鑑などに関して弟子の中に『画伯』が混じっていたりするとなかなかエライことになります。
エスタリーが本を10冊出したとは当人の談ではありますが、それがしっかりした本なのか、羊皮紙10枚つづりくらいの本なのかは不明なので、出した冊数で一概にどうとは言えません。」
●スレイヤーズに出てくるキメラは一部人の形をしていなかったり獣人であったり、ゼルガディスのような人間に他の生き物を流し込んだような人の形を保ったままのキメラはあまり見かけない気がします。(中には人と魔のものが合体しても人間生活でなんの支障もない姿をしている人もいますが…。)
そこで疑問なんですがこのキメラの姿の違いって単純にキメラを作る魔術師の力の差なんでしょうか。人でない姿のほうが力が強いとか出力の違いがあるのでしょうか?
神坂「スレイヤーズの世界において複数の生命体を合成したものを総称して『キメラ』と呼んでいますが、形状はそもそものコンセプトによって違います。
人を使って人の形を保ったままにしようと思えばそうなりますし、動物同士を掛け合わせれば当然、動物型が出来上がります。
もちろん術師の力量も多少関係してきますが、大きな差異はこのコンセプトの違いによります。」
初めてこの記事をご覧になった方や、質問投稿される前には、『よくある質問』に目を通しておいてくださいね!
★非常に多くいただく神坂一先生への質問★
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本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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