【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報1811
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2018年11月3日PM9:30現在)
▼今月の執筆状況▼
★『スレイヤーズ16 アテッサの邂逅』……発売中!
「おかげさまで無事発売!
一部で品切れを起こしてご迷惑をおかけしていますが、増刷は決定したようなのでさほどお待たせすることなくお手元にお届けできるかと思います。」
初版はだいたいのお店で発売日~翌日に売り切れていたようだし、最初の増刷分は発売日に手に入れそびれた方々の注文分でほぼ無くなっていたという噂もあり、実際うちの近辺ではまだ再入荷分の店頭在庫を見かけませんねー。
本編18年ぶりの続刊ということと、業界全体的に紙の本の発行・販売部数は減少してるのもあって、出版社も小売店も『適切な』数をよむのはそうとう難しかったと思います。
そんなことより大多数のファン(関係者も)は「で、17巻は?」ってのが一番聞きたいでしょう。
もちろん私も訊いてはみたわけですが……現時点での明言はなし。
絶対それ本当にやるつもりはないですよねえ!?ってゆーネタ話でうまくはぐらかされました。(昔からわりとよくある)
なので、絶対に続巻を読みたい!と思う方は、これまでと同様に富士見の編集部経由(ここ重要)で、作者へのファンレターで思いを伝え続けるのが地味ながら一番効果的な後押しになると思います。
▼今月の近況▼
「東京、大阪サイン会2連荘。
昔からご愛顧いただいていたファンの方がメインでしたが、少数ながら『お父さんが読んでいたから読み始めた』といった方も。長らくのご愛顧ありがたいことです。
サイン会にいらしてくださった皆様、本をご購入いただいた皆様、これからご購入予定の皆様ありがとうございます。」
今回、富士見ファンタジア文庫30周年記念だったわけで、そりゃスレイヤーズのリアルタイム読者も……げふごふ。
ちなみに、『めが・ぶらんど企画』も作者画のL様公認証をもらってからちょうど27周年でございます。なんだかんだよく続けてるなー私も。
▼今月のひとこと▼
『確認て大事だよねー』
「実のところ、大阪のサイン会を日曜日だとずっと勘違いしていまして、気付いたのは前日の金曜日でした。
やべええええええええええええええ。
土曜日は散歩がてらちょっと離れたところに行こうかなと思ってた俺。」
生で初めて神坂一を見たサイン会参加者が
「神坂先生って本当に腰が低い人なんだなぁ。めちゃくちゃ汗びっしょりかいて、あらいずみ先生と担当さんにずっとぺこぺこ頭下げまくってるわ」
という感想になる可能性があったとゆー話。
■今月の質問■85
●エルフのアライナさんの使っていた、『植物から作られた紙』についてです。
こちらは、パピルスっぽいものなのか、あるいは和紙っぽいものなのか気になります。小さく折り畳めるようなので和紙系かなあと思ったりもしたのですが。
また、リナは一目で植物製と言い切りましたが、普通に人間の間でも流通している代物なのでしょうか? その場合、羊皮紙と植物紙ではどちらが入手しやすいのでしょうか?
神坂「どっちかというと和紙寄りです。
リナはおそらく以前何かの機会に植物系の紙の試作品のようなものを見たことがあるのだと推測できます。
ただし人間の間ではあまり一般的に流通していません。」
●アライナの持つ宝石が増幅装置の重要な役割を果たしていましたが、やはり宝石は自然界の中で魔力の高い物だからですか?
リナは宝石を合成したり魔法陣を埋め込む加工ができますが、その人工(?)宝石をアライナの陣に利用することは可能なのでしょうか?
神坂「アライナが使った道具の数々は自然物を使った擬似的な回路のようなものだと思ってください。
個々が持っている魔力の量は関係なく、あくまで触媒として使っています。
その意味ではリナの宝石を同様に触媒として使うことは可能ですが、それで劇的に効果が上がるとは限りません。」
●スィーフィードとシャブラニグドゥの戦いについて質問です。
この二体の大きさってどれくらいだったのでしょうか?
また、二体の戦いの衝撃で大陸の半分が消失したそうですが、戦いの舞台はどこだったのでしょうか?
人間とかに見える世界で争ってドッカンドッカンなのか、精神世界面で争っていて、余波が具現化することにより、何の予兆もなくいきなり吹っ飛ぶ状態のどちらだったのでしょうか?
もし、でかくって前者ですと、二大怪獣大決戦状態なので、神でも魔王でもどちらも迷惑千万だと思うのですが、生物達はどうやってスィーフィードを神様と認識したのでしょうか?
神坂「半ば具現化、半ばアストラルサイドの戦いだったため、見る場所・位置によって大きさはまちまちです。
人間サイズから山のようなサイズまでだと思ってください。
戦いの場所は、あの世界で現在は海になっていますので、特定の地名が存在するわけではありません。
スィーフィードが神であるという認識に関しては、世界各地の巫女が『預言』によって察知しています。」
初めてこの記事をご覧になった方や、質問投稿される前には、『よくある質問』に目を通しておいてくださいね!
★非常に多くいただく神坂一先生への質問★
神坂先生への質問コーナーの投稿は
【めがぶら】神坂先生への質問受付用記事 ★コメント欄で質問投稿受付中!
上記記事でコメントとして受付しておりますので、そちらから投稿お願いします。
※上記の情報は全て神坂一先生本人から直接教えてもらっているものです。
本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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