【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報2007
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2020年6月20日PM9:30現在)
▼今月の執筆状況▼
★『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』……発売中!
★『スレイヤーズ18』……未定
「やはり試行錯誤中~。まだ進行度を%で言える状況じゃないです。」
昨年、一昨年は10月のファンタジア文庫周年イベントに合わせてサイン会が開催されていたので10月発売が前提のスケジュールでしたが、
今年はコロナの影響でおそらくそーゆーイベントがないため、発売予定も遅くなっていきそうですね。
▼今月の近況▼
「夏用マスクを探して放浪中。
もともと汗かきなのもあって普通のマスクだとつらいです。
そもそも夏にマスクは熱中症がヤバいです。
けどちょっとは予感があって、私が気に入った夏用マスクをゲットしたころには、
たぶん秋になってるんだろうなと思います。」
秋になっても夏用マスクでちょうどいいくらい暑いかもしれないし……
▼今月のおススメ▼
『スクール×ツクール』(原作:田岡りき/作画:wogura)
「女の子3人が学校でDIYをする話です。
メイン3人のうち2人がコミュニケーション能力に非常に難があるのですが、そのバランスがなんか好き。」
神坂の人のオススメ作品の表紙がふつうにかわいい絵柄だった時、でもページをめくるといきなりホラーな展開になったりするんでしょう?という警戒心が……
■今月の質問■105
●部下Sがゼロスのことを中級魔族と言っていたことがありましたが、作中ではゼロスは高位の魔族と言われていました。
ゼロスは腹心のすぐ下ですから魔族内での地位は高いと思いますが中級魔族なのですか?
高位魔族とは中級魔族より上の魔族のことを指すのではないのですか?
神坂「ゼロスの位の認識に齟齬があるのは、魔族の側から見てか人間から見ての分類かの差です。
魔族は純粋に力で評価しているので魔王や腹心たちに比べると中級。
一方、人間から見れば人間そっくりの姿がとれる魔族のクラスははっきり言って戦闘において無理ゲーなので高位魔族です。」
●長編16巻で、エルフ達が植物を種から急成長させ操る術を、リナは人間には不可能だと言っていました。
短編16巻『眠る宝は誰がために』で、シドという魔道士が自分のヒゲを急速に伸ばして操る「カオス・ベアード」という術を使っていますが、これは自分の肉体なので可能ということなのでしょうか?
それとも呪術で日々コツコツと儀式を積み重ね、ここぞという時に解き放つ術なのでしょうか?
神坂「ヒゲに関しては自分の肉体の活性化なのでむしろ『治癒』や『復活』に近いです。
対する植物成長は水分養分光合成に代わるものを同時に補給しなければならないので、コントロールの緻密さがシャレになりません。」
●スレイヤーズカフェにて入手出来ました文庫風カードにより、ゼル様の好きな食べ物を初めて知る事となりました。
当方は年をとってなお辛いものが苦手なまま、甘党のオバチャンと成り果ててしまいましたが、ゼル様は甘いものもイケる口なのでしょうか?
大人になった後だけでなく、子供の頃はどうでしたか?
レゾはちゃんと稚いゼル様にお菓子(この際ボタンアメでもいいです)を与えるなどの可愛がりをしていたのか非常に不安です。
ゼル様の幼少時に幸多からんことを祈って。
神坂「ゼルは基本的に好き嫌いはありません。
さて、ゼルの幼少期の話ですが、そもそも論としてあの世界には今の日本のように一般の子供が気軽に甘いものを手に入れて食べられる環境にありません。
アメくらいはあったと思いますが、おそらく幼少期のゼルもたまに口にしたことがあった、くらいでしょう。」
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※上記の情報は全て神坂一先生本人から直接教えてもらっているものです。
本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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