【めがぶら】神坂一先生(本人から)の最新情報2009
■神坂一先生(本人から)の最新情報■
(2020年8月29日PM9:30現在)
▼今月の執筆状況▼
★『スレイヤーズ17 遥かなる帰路』……発売中!
★『スレイヤーズ18』……未定
「今月も進んでおりませぬー。」
話の展開的に今のあたりで執筆に苦戦するのはある程度予想してたとかなんとか。
▼今月の近況▼
「調子が微妙だったPCをメモリ増設で状態回復。
アドバイスいただいた秋田さん感謝ですー」
Windows10の快適起動にはメモリ8GBは欲しいっぽい。
▼今月のおススメ▼
『葬送のフリーレン』(原作・山田鐘人/画・アベツカサ)
「魔王を倒した勇者パーティーのエルフの女の子が時間をかけて世界のあちこちを回っていく話です。
一人だけ時間の流れが違うのでかつての仲間たちを見送ったり新しい成長を見届けたりします。
そういった意味で時間を描いている漫画と言えるかもしれません。」
エルフはいくら見た目若くても無理だって人間以外の種族の連中が……(別作品)
■今月の質問■107
●魔血玉(デモン・ブラッド)について質問です。
15巻の戦いで壊れてしまったタリスマンですが、その後リナは捨ててしまったのでしょうか?
それとも何処かに保管してあるのでしょうか?
魔法道具は壊れても研究材料として価値が残るのか、捨てる時に特別な処置が必要なのか気になっております。
神坂「宝玉自体は完全に消滅してしまっています。
宝玉を固定していたフレームなどは研究価値のない普通の貴金属だったので売りました。」
●アメリアが大好きな英雄伝承歌は、活版印刷技術のないスレイヤーズ世界において、どのように広まっているのでしょうか?
読み物なのか、それとも吟遊詩人によって口伝されていくものなのか。
アメリアのような上流階級や、リナやゼルガディスのような知識階級の人間は読み物として原典や写本に触れることも多いが、一般庶民は基本的に吟遊詩人の歌という形で話を知る、ということもあるのでしょうか?
アメリアは、吟遊詩人の歌として聞くことと読み物として読むことだったら、どちらが多かったのでしょうか?
また、紫式部が皇族に源氏物語を献上したりしたような感じで、英雄伝承歌の作家がアメリア王女に原典を献上……とかいうこともあったのでしょうか?
神坂「ご指摘の通り書物で残されるパターンと吟遊詩人に伝えられるパターンがあるわけですが、そのような状態なだけにどれがオリジナルなのか特定するのが難しくなっています。
アメリアが知った物語では、読んだもの3、聞いたもの7ぐらいの割合でしょうか。
作家から個人への直接献上品は今のところありません。」
●光の剣に黒魔術である重破斬や竜破斬をかけて攻撃力をアップさせていました。
やろうと思えば火炎球・崩霊裂などの精霊魔術や復活などの白魔術もかけることが可能だったのでしょうか?
神坂「可能ではあったかもしれませんが、なにしろ光の剣そのものが魔族なので、それで回復の刃や火の刃が生まれたとは限りません。
また仮に火の刃が生まれたとしても、それは普通に光の刃より弱いのではないかと思います。」
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※上記の情報は全て神坂一先生本人から直接教えてもらっているものです。
本人の談なので間違いはないはずですが、新刊の発売スケジュールなどは編集・出版社側の事情により変更になる場合があります。
なお、「」内は全て神坂先生本人のコメントです。
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